暖簾の歴史

北海道の釧路で、多くの方に愛されている北海道随一の老舗そば処『竹老園 東家総本店』の血縁関係で暖簾分けされ分家したお店が私たちの始まりです。総本家は伊藤の姓から井桁に東の屋号【イトウ】を用いており、北海道の多くの東家は同じ屋号を使用しております。
私たちの初代は釧路から札幌に移住する際、井桁に東の下に漢字の一を入れて私たち佐藤の東家と分かるようしたそうです。

札幌の東家の屋号は「イトウイチアズマヤ」と呼びます。
札幌の「イトウイチアズマヤ」東家は親族間のみで暖簾分けすることが一つの約束事となっております。
すすきの地区にある東家本店は私どもの初代が札幌で東家を始めたお店で、ここが本店となっております。

『竹老園 東家総本店』から分家して100年以上たちました。
東家はお蕎麦以外にも、うどんや丼物を扱ってもよいお店となっております。
『寿楽』という言葉はそば専門店として使っている暖簾です。
東家寿楽という店名が札幌に二軒あり、多くの方が円山地区にあるお店を東家の本店と思われることも少なくありません。
札幌の円山地区に構える東家寿楽(1966年開業)と、さっぽろ東急百貨店の東家寿楽(1973年開業)の店舗は親子関係での暖簾分けとなり、東家の佐藤親子兄弟それぞれで経営する東家の一つです。
今現在、両東家寿楽は各々の東家4代目が経営する、分店となります。
立地環境やお客様の層が異なるので、店舗によってメニュー、食材、味付けが異なることがございます。

美味しいお蕎麦を、沢山のお客様に喜んで頂けるように工夫しながら暖簾を守っております。

 

沿革

東家の暖簾は戊辰戦争終結後の明治時代に小樽での「屋台のそば」に始まり、函館、釧路へと移動しながら、その基盤を築いて行き、現在、釧路柏木町の竹老園東家総本店を軸に全道に展開しております。

札幌の東家は終戦後の昭和24年、釧路東家弥生町分店が出店したもので、当時「東京粉」と言われた更科粉を札幌で最初に取り入れた店でもあります。

東家寿楽の暖簾は札幌の東家二代目がそばに専念するべく、1966年札幌で立ち上げたもので、「そばの粉料理」の創作メニュー化を進めながら今日に至っています。

当店は東家寿楽の分店として、1973年の「さっぽろ東急百貨店」の開店と共に営業を始め、お客様に育てられながら、独自の発展と成長を遂げた「そば専門店」として営業を続けております。

 

原産地について

当店の食材は厳選された素材のみ使用しております。

北海道フードマイスターとして、北海道の新鮮で美味しい食材を探求し肉、野菜を中心に積極的にメニューに取り入れております。
そば粉は、日本の品種を海外の契約農家さんに依頼し栽培した、良質な物を使用しております。

そば粉 アメリカ、北海道
小麦粉 国産、アメリカ、オーストラリア他
鰹節 鹿児島県、高知県
焼き海苔 佐賀県、三重県、愛知県他
鶏肉 北海道 知床
合鴨肉 北海道 滝川
長芋 北海道
軟白ねぎ 北海道
サーモン 北海道 日高
舞茸 北海道 愛別

 

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